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文字にかける想い

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CONCEPT文字にかける想い

あるときは会議で、あるときは講演で、またあるときはインタビューで、一つ一つ浮かんでは消えていく「言葉」の数々。
その「言葉」には、話をされた方の「想い」がたくさん詰まっています。
テープ起こしとは、聞こえてくる「言葉」から「想い」をつかみとり、正確に文字に落とし込んでいく仕事。
正しく記述することはもちろん、読むだけで話し手の想いや熱意が浮かび上がってくるような記録をつくる、それがプロの仕事だと私たちは考えます。
CONCEPT01テープ起こしとは「伝言ゲーム」である
「作文」と「テープ起こし」、どちらも文字を記述していく作業ですが、決定的に違う部分があります。それは、話を考える人と書く人が同じか違うかです。
「作文」は話を考える人と書く人が同じ。ですから、何が言いたいかわからないということは基本的にありません。難しい言葉は使わなければいい。
しかし、「テープ起こし」は話を考える人と書く人が異なります。話す人が話す内容を考え、それを声に出し、その声を書く人が聞いて文字にする。(話す人の)頭→口→音→耳→(書く人の)頭→手と情報が伝わっているのです。
ですから、話す人が頭で思ったことをうまく口にできなかったり、雑音で音が正しく耳に入らなかったり、言葉が難し過ぎて書く人がその言葉を知らなければ、そこで伝言ゲームは失敗です。テープ起こしのミスはそういうところで起こります。
テープ起こしとは、そんな伝言ゲームを一言ずつミスなく紡いでやっと完成する仕事なのです。
お客様の想像を超える会議録をつくる
テープ起こしはとても大変な仕事です。ですが、この仕事を御自身でされている方が非常に多い。そんなに大変な仕事なのに、なぜ御自身でされるのか。よくある答えは、「話が複雑で外部の人にはわからないから」というものです。しかし、本当にそうなのでしょうか。
確かに「言葉」だけでは、そこにどんな意図が込められているかがわかりません。特に当事者でない人が起こすとなれば、内情がわからないので、意味を取り違えたり、当てはめる漢字を間違えることが起こってしまうでしょう。だから当事者であるお客様が時間をかけて起こすのです。
しかし、そんなお客様も、私たちに依頼した後から考えが変わります。「どうしてここまで起こせるの」「どうしてこの言葉がわかるの」といった感想をたくさんいただきます。
それは、私たちが会議の背景、参加者、組織の状況、問題の本質といった「内情」を正確に把握してから「音」を聞き、その「言葉の裏」を想像して文字に落とし込んでいるからです。「内情」が理解できれば、意味を取り違えることもなく、正しく文字を落とし込むことができるのです。
自分がその会議に参加しているかのように聞き、お客様の想像を超える会議録をつくる、これが30年以上前の創業時から続く私たちのポリシーです。
CONCEPT023方向からミスをなくしていく取り組み
人間は間違いを犯す生き物です。それもテープ起こしは伝言ゲーム、どうしてもミスは起きてしまうもの。さらに誤字脱字や資料の読み間違いに起因するミス、書式のミスなど、ミスの種類も多種多様です。これらのミスをなくすことは、私たちの永遠の課題です。
ミスがどうして見つけられないのか。それを分析していくと、ミスの見つけ方には得手不得手があることがわかってきました。具体的には「コンピューターが見つけやすいミス」「資料の突き合わせすると見つかるミス」「聞き直すと見つかるミス」の3つです。
コンピューターは規則性のあるものや大量の文章からミスを見つけることは得意ですが、文脈や意味をとることはできません。逆に人間は、文脈や意味はとれても、大量の文章の中から規則性のあるもののミスは見つけにくい。同じ人間でも、音を聞く人と音を聞かないで資料を見ている人では、見つけるミスの種類が違うのです。
トリプルチェック体制で誤字率0.1%以下に
そこで、私たちは、「機械によるチェック」と「資料によるチェック」と「校正(聞き直し)」のトリプルチェック体制を採用しています。
1つ目「機械によるチェック」では、発言者の御名前や文章の最後の句点抜け、用字基準のミスなどを専用のソフトを使い確認しています。
2つ目「資料によるチェック」では、お預かりした資料をもとに、音を聞いただけではわからないミスや書式のミス、資料の読み間違いなどをチェックしています。
3つ目「校正(聞き直し)」では、文章全体にわたって論理矛盾が生じていないか、文脈や意味が合っているかなどをチェックしていきます。
このように完全なトリプルチェック体制をとっているテープ起こし会社は、日本広しといえどもほかにありません。このトリプルチェック体制があるからこそ、誤字率0.1%以下を公称できるのです。
CONCEPT03質の高い会議録をつくる
このトリプルチェック体制は、コストも時間もかかります。ここまで品質にこだわる必要があるのか、工程を削ればコストも下がり、時間もかからないのではないかという声は社内外から上がっていました。
しかし、品質を高めることが、結局はお客様の利益につながることを私たちは知っています。私たちに御依頼いただければ、お客様は見直しに多くの時間をかける必要はありません。名前が間違っていないか心配する必要もありません。その「安心」こそがお客様の一番の利益なのです。

質の高い会議録で「安心」を多くのお客様に提供し続けること、それが私たちの使命です。
テープ起こし、速記・会議録音でお困りの方
信頼できる業者をお探しの方はぜひお問い合わせください。